健康産業新聞セミナー「認知機能のアセスメント・評価方法を考える」にお邪魔しました

 2017年11月20日に開催された健康産業新聞主催のセミナー「認知機能のアセスメント・評価方法を考える」に参加しました。㈱ヘルスソリューション社の緒方真一代表取締役からは「認知機能検査サービス『コグニトラックス』」についてのご説明を頂き、次に東京都健康長寿医療センター研究所の鈴木宏幸心理学博士から「高齢者を対象とした認知機能のアセスメントとその解釈」について教えて頂き、最後に「専門医から見た認知症・MCI、評価方法」をメモリークリニック御茶ノ水・理事長の朝田隆医師からご教示頂きました。中でも朝田医師より紹介頂いた「利根プログラム」が大変素晴らしく印象に残りました。ここにエンタメの要素を掛け合わせたらもっと面白くなると思い、セミナー終了後、朝田医師に名刺をお渡しした折にお話しすると「以前試みようとしたが権利の問題で難しいと思った」とのことで、今後一層弊社の働きが求められてくるのだろうと強く感じました。

 三氏のお話を伺い、思ったのが研究である以上演繹法を用いざるを得ないということの難しさです。私個人としてはエビデンスの積み重ねにより仮説の信頼度を高めていく帰納法で認知症予防は進めていきたいと考えており、それには副作用が全くないと言われるエンタテインメントを用いた療法が有効と自負しています。


 

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